佐久平南道院 道院長のご紹介

道院長(指導者)について

各地の道院では、金剛禅総本山少林寺によって指導者として正式に認められた道院長が、責任を持って道院運営・門信徒育成を行っています。
 金剛禅宗門は教えを現代社会に生かすための道であるため、道院長は本職を別に定めたうえで、社会との関わりを持ちながら「自己と他人の成長、そして金剛禅を縁とした人間関係」を最大の喜びとして無償で指導に当たっています。

道院長紹介

道院長 田村 昌夫
少法師 正範士 七段
少林寺拳法との出会いは信州大学の学生時代、20歳の時でした。

そのころの私は、ブルースリーの映画「燃えよドラゴン」に影響を受け「オレもあんな風に強く、恰好良くなりたい!」という願望を持っていたものの、実際の自分は、「様々なことに取り組むものの、ちょっとしたことでくじけ長続きができない自分」でした。

そんな私の始まりのきっかけは、友達に言われた一言「なんだ、いつも口先ばっかしだな!やってみればいいじゃん。」でした。それから、45年休むことなく少林寺拳法を続けてきています。

振り返ってみますと私がここまで長く続られる原因が少林寺拳法にはあります。
まず、「負けなければいい。」という心構えは、いつも優劣を比べて、落ち込んでしまう自分には、大変救われる言葉でした。

技術も一つひとつを自分のペースで積み重ねていく漸々修学(小積大為)の学習方法により自分に自信が持てるようなりました。

さらに、「人は生かされて生きている」という教えは、人としてどう生きるかを示す道しるべとなり、常に自分を磨いていかなければというモチベーションとなっています。

心と体を磨く少林寺拳法を皆さん一緒にやってみませんか。