長野市、旧更埴市の道院で一門下生として先生に従事しておりましたが、私の住んでいた旧戸倉町から修練に来ていた子供が5名おり、道院長が戸倉に道院を設立したらどうかと言われ仕事柄転勤が多く躊躇しましたが道院長の力強い言葉に押され開設しました。
道院長として30数余年が経過しましたが、一生涯修行の気持ちを忘れず、拳士と共に歩んでいきたいと思っています。
一貫性を持った指導に心がけており、特に少年部指導に当たっては修練開始前に指導者に対し事前に指導するよう要点を共有し、拳士に混乱を生じさせないように指導しています。
また、よくできた点や上手くいかなかった事など、自ら考え行動できるよう「考動」を大切にするためコーチングによる指導をしています。
今日も修練に行きたい。仲間と会いたいなど、厳しさの中にもアットホームな雰囲気で
修練が出来るような道院と、地域と共に歩む道院を目指しています。
高段者が多く指導者には恵まれており、少年部はマンツーマン指導を基本にしています。
また、少林寺拳法だけではなく2ヵ月に1回程度道院内で「チャレンジ大会」を開催し、拳士同士の親睦をしています。
道院長は「危機管理」面で常に道場内を注視しています。
特に、大切な子供たちを預かっているのだから、絶対に「怪我」をさせてはいけないと口うるさく言っています。
道院長は人生経験が豊富でユーモアを交えて話しをしてくれますが、70歳になりますので体力面で無理は出来ないと言っていますが、道院長として長く指導していただけたらと思っています。